お悩み別・水素ガス吸入の活用ガイド|サビない体をつくる効果的な使い方

お悩み別・水素ガス吸入の活用ガイド|サビない体をつくる効果的な使い方
第1弾「活性酸素対策の決定版!「水素ガス吸入療法」のメリットは?水素水とどう違う?では、老化や不調の元凶となる悪玉活性酸素と、それを無害な水に変える水素のメカニズムについて解説しました。
水素ガス吸入は、ただ鼻から吸うだけのシンプルなセルフケアですが、実は「いつ、どのくらい吸うか」によって、その体感は変わってきます。

 

今回は、お悩み別の効果的な取り入れ方や、効率を最大化する使い方のコツを詳しくお届けします。



目次

・「水素ガス吸入療法」が選ばれる理由

・効率アップの鍵!基本の吸入ルール

・【お悩み別】おすすめの吸入スケジュール

・水素水を併用した「外側からのケア」

・おわりに

 

 




水素ガス吸入療法が選ばれる理由

水素ガス吸入が医療や美容の現場で選ばれているのは、その圧倒的な取り込み量にあります。

かつては厚生労働省の先進医療Bにも指定され、そのポテンシャルの高さから現在もがん治療の補助、生活習慣病、エイジングケアなど、多岐にわたる分野で臨床データが蓄積され続けています。

 

先進医療の記載について

2022年に症例確保が困難となり先進医療Bから取り下げられましたが、これは有効性が否定されたわけではなく、コロナ禍という特殊な環境によるものです。

現在も多くの医療機関で自費診療や研究用として水素ガス吸入療法は導入されています。

 

 




効率アップの鍵!基本の吸入ルール

 

水素ガス吸入で最も大切なのは、一度に長時間行うことよりも、「毎日欠かさず続けること」です。

活性酸素は、私たちが呼吸をし、生活している限り、絶え間なく体内で発生し続けています。

 

2〜3日に一度、あるいは週末にまとめて長時間吸入するよりも、毎日コツコツと取り込んで、その日の酸化ストレスをその日のうちにリセットする習慣をつけましょう。

 

 

まとめての吸入がおすすめ

短時間を何度も繰り返すより、1回あたりで1時間以上の水素を取り込むのが効果的とされています。

 

ながら吸入でルーティン化

デスクワーク中、運転中、家事をしながら、お風呂上がりのリラックスタイムに… 

毎日の生活動線の中にながら吸入を組み込むことで、意識せずとも毎日コツコツが自然に継続できるようになります。 

 




【お悩み別】おすすめの吸入スケジュール

※効果の感じ方には個人差があります。治療中・持病がある方は必ず主治医にご相談ください。

 

 

睡眠の質・寝つきが気になる方へ

夜、リラックスタイムの吸入がおすすめです。

研究では、就寝の2時間前に1時間(1日2回、7日間)という条件で睡眠指標の改善が報告されています。 1)

まずは就寝前の落ち着ける時間(目安:就寝2時間前〜直前)でご自身が最もリラックスできるタイミングを見つけてみましょう。

 

持病(高血圧・糖尿病など)をお持ちの方、より深くケアしたい方

できるだけ長めの吸入が推奨されます(目安:1日2時間以上)。

実際に研究では、がん治療中の補助的な枠組みとして1日3時間3〜6時間/日の吸入スケジュールが組まれた報告もあります。 2)  

 

長時間の使用が可能なDH-Proのような家庭用吸入器を活用するのも効率的です。

 ※治療中の方は、必ず主治医の方針を優先してください。

 

運動のパフォーマンス向上・疲労回復に

運動前後の吸入が効果的です。

運動前の吸入によるパフォーマンスへの影響や、運動後のリカバリー(疲労感の軽減)に関する報告があります。 3)

 

お酒を飲む機会が多い方へ

飲酒前後の吸入を。

健康成人を対象に、飲酒前後に吸入+水素水摂取を組み合わせた試験で、呼気アルコール濃度や二日酔い症状に関する結果が報告されています。 4)

 

 




水素水を併用した「外側からのケア」

吸入で内側からケアしながら、生成した「水素水」を外側から活用するダブルケアも注目されています。

※目や粘膜、傷口は避け、異常を感じたらすぐに中止してください。

 

 

頭皮・髪のケア

生成したての水素水をスプレーボトルに入れ、頭皮へ直接スプレー。

薄毛や抜け毛のお悩みがある方に選ばれている方法です。

 

お肌のトラブル(アトピー・蕁麻疹など)

炎症や酸化ストレスが気になる箇所にスプレーしたり、水素水でパックしたりします。

皮膚領域では、水素水の入浴・外用に関する研究や総説があり、炎症や酸化ストレスとの関係が期待されています。 5)

 

 

 

水素水は「生成後すぐ」が鉄則

水素は非常に抜けやすいため、開封や生成から時間が経つと濃度が下がります。

水に溶ける水素量には上限があり(目安として 0.8 mM=1.6 mg/L程度)、開封や時間経過で抜けやすい特性があります。 

実際の研究でも「開封後すぐに飲む」運用で摂取量を担保しています。6)

 

 




おわりに


水素ガス吸入の良さは、特別な準備を必要とせず、今のライフスタイルを崩さずに取り入れられる点にあります。

大切なのは毎日続けることですが、その方法は人それぞれで構いません。

 

仕事に集中したい時間はデスクで、一日の疲れを癒やしたい夜はソファで。

自分のリズムに合わせてながら吸入を賢く活用することで、水素の力は最大限に引き出されます。

 

毎日発生し続ける活性酸素には、毎日のケアで対抗するのが最も効率的です。

たとえ短時間であっても、2〜3日に一度のケアより毎日コツコツ取り入れることが、サビない体への一番の近道となります。



 

参考

1)Tanaka, Y., et al. (2020). Effects of inhalation of hydrogen gas on sleep quality of Chinese patients with sleep disturbance and anxiety. Medical Gas Research. 

2)Akagi, J., & Baba, H. (2019). Hydrogen gas restores exhausted CD8+ T cells in patients with advanced colorectal cancer to improve prognosis. Oncology Reports. 

3)Mikami, T., et al. (2019). Drinking hydrogen-rich water prior to a 4 km run and for 1 week before the run. / Juraschek, S. P., et al. (2016). 

4)Lin, C. P., et al. (2017). Hydrogen-rich water and alcohol metabolism. / 臨床試験データ等(2022)

5)Kato, S., et al. (2012). Hydrogen-rich electrolyzed warm water represses wrinkle formation against UVB ray-induced photoaging. Journal of Photochemistry and Photobiology. 

6)Kajiyama, S., et al. (2008). Supplementation of hydrogen-rich water improves lipid and glucose metabolism in patients with type 2 diabetes or impaired glucose tolerance. Nutrition Research